Goal3:ジェンダー平等を進めよう
Goal3は、2015年までにすべての教育レベルにおける男女格差の解消を掲げています。
女性たちが社会において自らの潜在能力を発揮し、自己決定権を持って人生を送る能力あるいはそのような能力を身につける過程をエンパワーメントと言います。
教育は、女性のエンパワーメントとジェンダー平等の実現に欠かせません。
女性が教育を受ければ、その子どもが学校に通う率は高くなり、世代を超えた貧困を終わらせることにつながると考えられています。教育を受けることで、考える力を身につけ、自分を取り巻く政治・社会・経済・環境のあり方について、自らの意見を発し、よりよい社会を作ることへの意識を高く持つことができます。
女子教育は、女性ひとりひとりのエンパワーメントに不可欠であるだけでなく、他のMDGsの達成や持続的な開発にとっても重要な課題です。
特に、農村地域や貧困層で、女子の就学率を高めるには、親や地域住民に女子教育の必要性に関する意識啓発、分校の設置、授業料の廃止、給食の提供、男女別のトイレの設置、安全な学校環境の確保、早婚回避の促進が不可欠です。
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