mudef - Music Design Foundation -

Goal4:子どもの死亡率を減らそう

Goal4:子どもの死亡率を減らそう

Goal4は、5歳未満児の死亡率を1990年の数字から3分の1に削減させることを目標に掲げました。

5歳未満の子どもの死亡数は減少しており、2007年には900万人となりました。しかし、サハラ以南アフリカの状況は悪化しつづけており、同地域だけでも2007年の死亡数は460万人と、全体の半分以上を占めています。

5歳未満の乳幼児の一番大きな死亡原因は、熟練した技術を持つ助産師が立会わない出産や不十分な健康管理などです。その次に、肺炎などの急性呼吸器感染症(SARS)や下痢、そしてマラリアとはしかがあります。

子どもの死亡率が高い背景には、貧困による食料の欠如、出産時の母親の健康不良、安全でない水や不衛生な衛生施設、適切な医療サービスの欠如などがあり、大人に比べて抵抗力が弱い子どもたちが真っ先に犠牲になっています。

途上国で子どもが亡くなる原因となる病気の多くは、先進国では予防可能です。しかし、途上国では、適切な治療を受けることができる割合が、まだまだ低い状態にあります。

Goal4の詳細はこちら