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【MDG8】**スタッフブログ** 世界人道の日

8月19日はWorld Humanitarian Day、「世界人道の日」です。

 

 

世界人道の日

「世界人道の日」とは、2003年8月19日、イラク・バグダッドで国連の現地本部事務所が爆弾攻撃を受け、スタッフ22人が亡くなった事件を追悼するため、08年に設立されました。

現在、人道支援に従事する人々の精神や活動の意義を広める、世界的な記念日となっています。

 

誰かのために、何か良いことを

今年は、国際的な歌姫ビヨンセが、国連や人道支援機関と協力して「誰かのために何か良いことをしよう」と世界中の人々に働きかける世界的なキャンペーンに乗り出しました。

キャンペーンサイトはこちら

このキャンペーンサイトは、世界中の人道支援団体の取り組みを紹介したり、世界中の人々に関心を持ってもらい、それぞれが行ったアクションをサイト上で共有してもらうためのもの。当日19日には10億人が参加することを目指しています。

 

キャンペーンサイトは英語ですが、国連広報センターのHPに参加の手順が紹介されていますので、ご紹介します。

1. www.whd-iwashere.org へアクセスします。

2. “Show Your Support”(あなたが支援していることを伝えよう)のアイコンをクリックします。

3. ツイッターやフェイスブックなどの世界人道の日をサポートするツールを選択し、友達やフォロワーに広めましょう。

4. 8月19日までツイートやFacebookでの投稿を続けましょう。

5. 8月19日にそれぞれの場所で何か役に立つことをして自分の証を残すと同時に、世界中で一斉にシェアされる皆さんの世界人道の日のメッセージを楽しみましょう。

 

ビヨンセは、今月10日にアメリカ・ニューヨークの国連本部にある国連総会議場で、「世界人道の日」のためにビヨンセが提供した楽曲”I Was Here”を披露しました。このパフォーマンスを映した映像は国連に寄付され、19日からキャンペーンサイトで公開されるほか、国連の人道支援キャンペーンで使用される予定です。

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Nothing is too small.

ビヨンセは、「世界人道の日こそ、私たちが協力して世界を変えるチャンス。世界に自分たちの足跡を残して、私たちがここにいること、ちゃんと心を寄せていることを知らせる時だ」とメッセージを発しています。

 

何か大きな意義のある活動や、命を懸けた支援を求められているわけではありません。

Nothing is too small.

誰かのために何かをしたいと思うこと。1年にたった1日でも、「関心を持ったよ」と表明すること。それが世界で大きな力になるのです。

 


 

文責:立花香澄