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【REPORT】Child AFRICA School Caravan@龍谷大学

2010年6月24日~7月2日の期間中、京都・龍谷大学の学生のみなさん主催で、Child AFRICAパネル展が実施されました。

以下、学生のみなさんからいただいた実施レポートを掲載しています。

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開催日程:2010年6月24日~7月2日 10:00-16:00
場所:龍谷大学 深草学舎 カフェ樹林

 

図1.png

(会場のカフェ前に設置した、写真展看板)

 

この写真展を開くきっかけとなったのが、上の代のゼミ生の方々の、'Child AFRICA'というプロジェクトへの取り組みを引き継がないかという指導教授のお声かけでした。

 

もともとアフリカの貧困について考えるゼミでしたのですぐに興味を持ち、取り組ませていただくことになりました。
そして写真展を催すのに伴い何かできれば、と考え、マラリア予防のための募金活動も並行して行いました。

今後の目標として、始めは学内、そして関西の大学へとこの活動を広げていければ良いと考えています。

 

展示についての反省点としては、展示物の形状に適切な会場をなかなか見つけられなかったことがあげられます。
展示物の到着後、

1. 縦長で映像が最も下にあるため、高い天井の会場 
2. 半透明であるため後ろからむらのない光が得られる場所が
展示に適していることがわかりました。

 

会場となった樹林カフェは学生が広く利用する場所である一方で、窓のちょうど目線にあたる場所に格子状のパネルが張ってあり、展示物に影が落ちるという問題点もあったため、写真のような変則的な展示方法をとることで対応しました。


宣伝活動時学内でビラ配りを行っていたのですが、あまり反応はなく、人が集まるのか不安でした。

 

実際の閲覧者数は確認できませんでしたが、一日の平均来客数から予測すると、土日を除く写真展が開催された7日間でおおよそ500名~700名の方に写真展を見て頂けたのではないかと思います。 

 

また募金をされる方々もおり、募金総額は1376円となりました。
写真展についての嬉しい問い合わせもしていただけました。

写真を見て何か感じた方が一人でもいたなら、今回の写真展は成功したと言って良いのではないでしょうか。

 

その他の反省点としては、もっと自分たちで開催中に現場へ赴き、募金活動などについて行動すべきでした。
現在ゼミではマイクロファイナンス(1)について勉強しており、9月には実際にタンザニアへ行き、より深い学びを得るつもりです。
肌で感じた現地の問題を今回のように何か実りあるものにしていきたいです。


(1)マイクロファイナンスとは、貧困者向けの小口金融全般のこと。
貧困者は通常、担保にできる資産を持っておらず、また現金収入が少ないことから返済能力が乏しいと判断されがちです。
そのために、銀行などの金融機関から融資を受けることが難しいと言われています。
そうした貧困者に対し、融資、保険などの金融サービスを提供し、貧困問題の解消を目指すものです。