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After School Project

エチオピア料理店で本場の味体験

以前、「海を渡った故郷の味~FlavoursWithout Borders」という料理本を参考にして、日本で手に入る食材でエチオピアの料理にチャレンジしました。しかし実際にエチオピア料理を食べたことがなかったので、私たちが作った料理がどの程度本場の味に近づけられたのか、わかりませんでした。

そこで今回、中目黒にあるエチオピア料理店「クィーン シーバ」に行ってきました。ちなみにクイーンシーバは東京で初めて作られたエチオピア料理店だそうです。

クィーンシーバ.jpg

 

頼んだメニューはこちらです!左の青いお皿がゴメンワット(ほうれん草とポテトの煮込み)、黄色いお皿がヤベグワット(ラムのレッドペッパー煮込み)、緑のお皿がドロワット(チキンのレッドペッパー煮込み)、大皿に乗っているのがインジェラとダボです。

本場の料理★.jpg

 

私たちが以前挑戦した料理はこの中のドロワットとインジェラなのですが、完全に別のものでした(笑)。

私たちが作ったドロワットは舌が痛くなるくらい辛く、あまり味がしなかったのですが、クィーンシーバのドロワットはただ辛いだけではなく、具材やお肉に味が滲みていてコクがありおいしかったです。(もちろん数種類のスパイスが入っているので、食べ進めるうちに辛くなってきます。)これらの煮込みと一緒に食べるインジェラは、酸味が強いクレープのようなもちもち触感が特徴的でした。最初は酸っぱくて驚きましたが、意外とクセになる味でした。

 

このインジェラですが、私たちはそば粉で代用し作ったのですが、なかなか上手くいかず乾燥したお好み焼きのようになってしまいました。そこで今回特別に、お店の方にインジェラ作りを体験させていただくことになりました!!

まずは作るための粉を見せていただきました。この「テフ」という粉は、日本では手に入らないそうです。

テフ.jpg

 

クレープを作るような丸い鉄板に、先ほどのテフや水などを混ぜ発酵させた液を流し込みます。コツは、外側から内側に円を描くようにすること。お店の方がやっているときは簡単そうに見えましたが、やってみると意外と難しかったです。

なかなか難しい....jpg

 

均一に流し込んだら、蓋をします。蓋から煙がでてきたら出来上がりの合図です。

蓋を取り、細い串で周りを鉄板から剥がします。そして丸いざるのような板でインジェラを取り出します。インジェラが切れないように、細心の注意を払いました。

破けないように....JPG

完成したのが、こちらです。あちこち穴のあいた不格好な完成品になってしまいました。

完成!.JPG

実際に体験してみると、案外難しくてコツがなかなかつかめませんでした。しかし実際に作っているところを見たり体験したりと貴重な経験ができました!!クィーンシーバさん、ありがとうございました!!